巷で話題のレアな奴 R9のソレどうなのよ?

皆様こんにちは、YSP滋賀店長榊原です。

レアなアイツのちょっとしたことがずっと気になってたんですよね、とうとう本日検証完了!

「お~ほんまや、すげぇ~」ってね。

って何が?ですよね。

鳴り物入りで発売されたYZF-R9 独特な車両デザインはインパクト大。それゆえ話題も高いんでしょうね。ウイングレットに端を発したカウルデザインはそれまでの最も空気抵抗の少ないYZF-R6の数値を下回りまわりました。とメーカー発表もあるぐらいの力の入れよう。

発売前の自主勉強の中で特に気になったのは、サイドカウルの特長として「排熱」に特長を持たせた機構であることが公表されています。こんな感じで。

低速時は横方向と下方向

高速時はカウル後端のスリットから走行時の圧力差で排出を行うと。

文章を読んだだけでは「へ~」、「ほ~」って感じで実際はどうなんだろう?って。これです、ずっと気になってた部分は。ちょっとマニアックかな? どうしてかってね。

今年の夏は本当に暑かったですよね、殺人的な暑さにやられた方もきっと多いはず。先日もちょっと触れたんですけど「バイクの朝活」 バイク界隈では流行語大賞確定ワード(笑)早朝、日の上がるまでの時間がサービスタイム。

大型バイクの話になったとき、「排熱」欠かせないキーワード。特にYZFのSS系。温風ヒーターにまたがり続けて、さらに渋滞にはまる。ほんまにヤバい。こんなことが当たり前の中、上記特性を持たせた話題は当然気にならないわけがありませんよね。

高い高い競争に勝ったお客様への納車整備カスタムはフェンダーレスにETC シンプルな感じ。実は見積はガードだレバーだ盛りだくさんだったんですけどね、「まさか買えることになるとは・・・実はもう今週末、別のバイクが納車なんですよ(;^_^A」って。

そらそうですよね、ずっと明確な納期もでず、買えるかどうかもわからないなんて、きっと全国で購入できた方々もこんなケースも多かったはずですね。

やっぱりこのデザイン、リアフェンダーなんていらない いや、短くていいですね。フェンダーレスが映える。

フェンダーレスするとタンデムシート内部に泥はねが結構入ってシート外して「うわっ汚ねっ」ってなりますよね、それが嫌なんでできるだけ綺麗に処理もしてますよ。

ETCの配線もバッチリ、フェンダーレス化に伴ってウインカーの配線も長さが余ってくるので綺麗に配策しトラブル無きよう仕上げるのが信条。

納車前にはこんな事してるんだよって仕事の一つにデーターモニタリングってのがあってエンジンを十分程度かけて波形データーを取るんですよね。こんな感じで。(別車両ですけど)これは今後トラブルがあったときにその波形と新車時の波形の変化を修理のヒントにつなげていこうって試み。キャブレター時代からすると物って進化してるんだなぁ~ってつくづくリアルに感じる光景ですね。凄いでしょYAMAHA!

そこで、ですよ、今回のR9もモニタリングデーターを取っていると900㏄の排気量は10分もアイドリングしていれば水温は105度を超えて電動ファンが回るんですよね。さぁさぁやっと、ようやくここからが本題です。

上記の排熱の可視化って?どうやれば画像で分かるの?伝えられるの?

それはやっぱこれでしょう、どこにでもあるティッシュペーパー!

ちなみにこの赤斜線枠あたりに配置

ファン回る前                  ファン始動

ファン回る前                  ファン始動

伝わるのかなぁ~?なんとなくは分かりますよね?しっかりメーカーの公表通り熱風が出ていました。ティッシュのなびき方に見えるようにサイドの方がより勢い強く出ていることも見て取れますね。前回のブログでも書きました「レーシングとツーリング」のツーリングにとって排熱は最強の敵。それゆえこのカウル機構はメチャメチャ素晴らしい!最速マシンのカウル形状を作成するにあたってこんなことまで考えてのヤマハの物造りって本当に感心しますね。

この事を体感した僕はすぐスタッフみんなに「ちょっと来て来てぇ~っ」って。その後は得意げにみんなに説明した今日でした。