YSPの日常XSR125 シニアリターンライダーとワークビリーフスと

こちらをご覧の皆様こんにちは。YSP滋賀店長榊原です。

おかげさまで点検修理、新車カスタムなどたくさんの仕事を皆様から頂き、少数精鋭でやってきておりました。

それに伴って全てにおいてお時間をいただくこととなっておりました。ご迷惑おかけしました。

ご来店の皆様は既にご存知かもしれませんが当店にも9月より新たなスタッフが2名、志を一緒に頑張ってくれることとなりました。

ですので諸々今までなかなか手の届きにくかった部分も徐々にではございますが増えていくこととなると思います、改めましてよろしくお願い致します。

 

 

今回のブログはXSR125 修理とカスタムの事例がありましたのでせっかくなら記事にと。

今年の夏、「久しぶりにバイクが乗りたくなって」とご来店いただきました所謂”リターンライダー”。ご年齢は60歳ももうすぐ半ばのシニアライダーさんです。

60過ぎて 久々にオートバイ乗りたいなぁ~って方本当に多いと思います。時間もお金もそれなりにできて、あの青春を再び!

そこで問題となってくるのはどのご家庭も いい年して危ないからやめて~ って、これはほぼ100%案件。

そんな時の殺し文句は当店顧客の皆様はこう。

「 体力も落ちていく中でこの先もっと危ない状況になるやん、そうなる前に1~2年乗らしてくれよ、歳も歳やし若気の至りもないんやし、絶対安全に乗るし、頼むわ~♡」ってね。これでそれまで嫁さん孝行ボチボチの方でもハンコ貰ってはります。(笑)

 

この方も例にもれず乗り越えるべき壁を乗り越えてご商談に来ていただきました。身長は高くはない小柄なお客様。

ご商談時にまずは当店のローダウンだけしてあるレンタルバイクをまたがっていただき、その足つきを見させてもらったうえでXSR125Low グレードをお勧めさせていただきました、シートもLowグレード専用品でさらに1センチも下がるんですよね。トータル3センチダウン。

また、それでも久しぶりのオートバイに不安を感じておられたので エンデュランス製エンジンガードをご紹介。こちらは非常に大型の防御能力の非常に高いものですので安心第一の方にはこちらをお勧めして、目立たない方がとか、カッコいい方がとあればそれぞれのお客様のご希望に応じご提案をしていますよ。

あとはガードつながりで言うとラジエターコアガード、実用性ではデイトナのヘルメットホルダー、余計に鍵が増えないキーレスタイプをお勧め、鍵があるとキーシリンダー周りが傷だらけになるのが個人的に見てて嫌なんで。

最後にヘルメットも無いって仰られるので個人的にも使っていて、XSRによく似合うホライズンのジェイドをお勧め。

カスタムは他にもハンドルなど諸々こんなのもありますよってご提案のみさせていただき、楽しく新たなバイクライフをスタートされました。

それから1~2か月後の初回点検にご来店時、「立ちごけしちゃった、やっぱちょっとハンドルが・・・」って。

商談時にもお伝えしていたのですが、XSR125ってハンドルがストレート形状でかなりワイドなんですよね。一旦乗ってみて気になるようだったら数種類乗り易いハンドルがあるのでそちらに交換しましょう!っと。

幸いにも身体に怪我はなく、バイクが少々怪我した程度。レバーが折れて、強固なエンジンガードが傷付いた感じ。

 

リターンバイクライフをせっかく楽しんでおられたのに、取り廻しのやりにくさでバイクが傷ついたことに大層へこんでおられる感じがしたのでこれは何とかしてあげないと!なんて偉そうに思いまして、少しでも安心して取り廻して、乗っていただけるように先ほどのハンドル交換をお勧めしました。このハンドルは超ド定番の最も楽に乗れるハリケーンのBMコンチ3型ハンドル。ハンドル単体で見るとこれだけ違いがありますよ。

 

さらに手も決して大きくはない方なのでレバーも位置調整が出来るものへの変更。僕らはゆーてもヤマ派。ここは純正オプションのワイズギア製を選択。’XSR’のロゴも入って、ブレーキ側もクラッチ側も幅の調整可能。転倒の原因の一つとしてクラッチレバーが遠いことによる半クラからのエンストもあったとお聞きしましたので。

それから、ハンドル交換するならグリップやバーエンドも純正の再利用というよりもここはカスタムってことで社外メーカー品を選択。こういったカスタムってのはXSR125だけではなく他のバイクでもある話ですが、これにはハンドルの内径やグリップの全長など装着可能かどうかを調べたうえで、かなりのブランドから商品が出ているので組み合わせは自由自在。そうなるとこちらのお客様も「こんだけあったら、どれが似合ってどれがカッコいいかわからへんなぁ、もう店長のセンスに任せるし、いいようにしておいて」って。

 

って言われると嬉しい反面プレッシャーにも・・・ですが僕はいつも 「自分の」ってことを念頭にパーツの選択から取付などをするように心がけています。なのでお客様のご予算の範囲内で最高の仕上がりとなるように調べたり、作業したりには結構時間もかかってしまうもので・・・

時に「採算合わんなぁ~」とか、良かれと思ってですが「言わんかったらよかった~」なんて自分で首を絞めていることもしょっちゅうで。汗

お客様の趣味の物を扱わさせてい貰っている以上、商品知識の向上と作業技術のバージョンアップは常に心掛けないと!と改めて感じるワンシーンです。仕上がった際には、このパーツははこういう理由があって選択し、この取付はこういうことを意識して付けたんだと、説明のつく、自分的には何処に出しても恥ずかしくない一台に仕上げているつもりなんです。カスタムやセンスは十人十色、他人が何と言おうとオーナー様にバチッとはまった一台が最高の一台ですよね。そのお手伝いが僕たちの仕事ですね。

って話がそれてしまいましたがその選択したグリップとバーエンドはこちら、デイトナのGRIPPY GRIPにヘビーウエイトバーエンド(ハイディッシュタイプ)。バーエンドには同タイプでシャープなエッジデザインのファインカットタイプなんてのもあるのですがXSR125にエッジの効いたシャープさっていらないでしょ、ですのでシンプルなラウンドデザインの方を選びました。

グリップはこの細い縦リブが握った際に適度につぶれてその感触が素晴らしくいい!当然それだけでなくグリップ性能もそのおかげで高くレバー操作が非常にやりやすくなるんですよね、以前も別のお客様にオススメして装着しましたがその感想は「ええわ~」ってね、XSRに付けていてカッコいい。しかも最もバイクと触れ合うところのグリップが握りやすいのは何よりもの正義ですね。

 

他の大事な修理はここ、立ちごけで車体を護った勲章の傷跡。傷ついて塗装も剥がれた部分はサクッとタッチペイントで補修ペイント。自分的にもバイクは気に入ってても、こういう箇所が残って、目に入ると嫌なんで。だからこれは僕からのお気持ちで。仕上がりは若干荒めですがそこは気持ちなんでお許しを(笑)

 

実は転倒修理とは全く無縁だった部分、ついでにどうですか?の提案。純正のチェンジロッド部分ってガタツキが多く、チェンジのダイレクト感に欠けてしまう事とそれぞれの人間に合わせたペダルの高さ調整ができない構造なんですよね、それをTAKEGAWA シフトチェンジロッドキットに変えることで全解消!。より自分に合わせた車両になることでまた愛着がわき「俺仕様」になりますよってね。

 

ここが

こう

修理完了後の満面の笑みをもらった時が最高に至福なとき。僕たちバイク屋さんの最高に輝く瞬間ですね。って熱くるしい締めでお開きです。

長々とお読みいただきありがとうございました。

 

榊原

 

最後にハンドルカスタムのポジションの違いのせておきます。