とうとう出ましたね、YAMAHA [MT-09 Y-AMT]

今年になってからだったか、とある噂話で 「今までに無いカテゴリーのモデルが出るかもね」って話を聞いたことがあって・・・

今の時代SNSやネットでうわさ話やリーク情報が多い中僕も話半分に聞いてたんですけど、

けどどこかで「何それ何それ?面白そうやん?新カテゴリー?」ってどこか気になってたところがあって。

で、これやったんか! ってなことで当店にも入庫。

 

今回は試乗インプレなわけなんですけど、僕の心境を表すなら↓

何それ何それ?→どんなんどんなん?→興味シンシン→わくわく→ドキドキ→ええやんええやん→おもろいおもろい

→この先はこういうのがスタンダードになるのかもね。なんて感じでしたよ。

 

この先の時代のスタンダードになるかもしれないスポーツバイクの身なりをした、オートマチックバイク。

この手の新商品はやはり最初はアンチな意見も多かったり「バイクやのに変速無いので面白い?」とか

全く興味を示すことが無かったり「何それよくわからんけどそんなんあるんや」とかっていうのもつきものの話。

 

興味を持ってもどういったものかわからないバイクに¥1,364,000でお試しするのはいろんな意味で敷居が高すぎる・・・

だったらYSP滋賀ではレンタルバイクにラインナップさせて体感していただこう!ってことで

レンタル4時間で 14500円(基本料金) 車両代金のたった1%でお試し可能。

 

でお客様に貸出させいていただく前に慣らしとタイヤの皮むきと車両の勉強とを兼ねて乗ってきましたインプレをどうぞ。

 

熱すぎる真夏も過ぎて日中もからっとした空気が気持ちよくなった定休日の10/02 MT-09 Y-AMT で店を出発

その辺をちょびっと乗るだけでは良いところも、そうでないところも気づきにくいし、いろんなシチュエーションを試したいのもあって

目的地は福井県は若狭フィッシャーマンズワーフ、昼食に新鮮な海鮮物でも食べにいこか♪ソロツーリングです。

片道85㌔程度の湖周道路のなだらかなコーナーもあり、南草津・堅田周辺の多少の渋滞エリアも通り鯖街道のアップダウンもある比較的高速ワインディングもあるルートを選択しましたよ。

出発前に簡単にこちらのバイクの取り扱いガイドでお勉強。

ふんふん、キーレスなのね、Y-AMTによりAT(自動変速)、MT(手動変速)が切り換えられて好きな方で走れるのね、

XSR900GPにも搭載されている新型ハンドルスイッチでウインカーが自動消灯もするのね、クルーズコントロールもついてるんや。てな感じで。 こちらのガイドはレンタル出発時にみていただけます。Y-AMTを楽しむのに十分な取説ですね。

クラッチレバーとチェンジペダルが無いこと,これは明らかなY-AMTの特長ですが特筆すべきはこの箇所でしょう。

オートマチックにクラッチを切ってギアを換える自分以上に的確に素早くクラッチを切ってチェンジしてまた繋ぐという仕事

をするアクチュエーターというものが隠されてるのですよ。

せっかくなら行きはATモード帰りはMTモードと違いを試そうとATモードでスタート。ここでおそらく皆様が気になるところ。

エンストってするの?Uターン時など低速時の半クラを多用するシーンってどうなの?って不安要素。

 

これがね、やっぱ最新!エンジン始動、評判高いCP3サウンドが落ち着いてハンドレバーでシフトを一速に入れた後アクセルをひねると。

なんと、自分でつなぐよりもめちゃめちゃスムーズな発進。半クラ時間が長いこともなく的確に動力をつないでくれる感じ。

正直これはライダーよりもY-AMTの方が圧倒的に上手いはずですよ。もちろんエンストなんて皆無。当然坂道発進なんて楽勝。

スタートと坂道発進 嫌いな人多いでしょ?

 

その後は走り出した後は速度に応じカシャンカシャンと勝手にギアが変わっていくんですよ。

体感するまでは正直ギクシャクした変速なんじゃないかなぁ、なんだかんだ言っても機械が変速するんでしょ?乗り味も悪いんじゃないかなぁ~なんて思ってましたが驚くぐらいにスムーズ。

店を出て琵琶湖に向かってスムーズに発車したら信号変わって強制ストップ。減速、停車も違和感、恐怖感全くないことを店を出てすぐ思い知らされました。減速時ももちろんギアはカシャンカシャンとオートマチックに下がって行き、過度なエンブレや不快な振動が身体に伝わることもありません。信号変わればもちろん一速に入ってるのでアクセルひねってそのままスマートに出発。

湖周道路に出た後は、そうそう、さっき気になっててん♪ の「急制動ってどうなの?」ってところ。

後続車両が無いことを十分確認したうえでそこそこの速度から急ブレ――――キ。 ブンブンブン~てシフトダウン。これまた人がやるよりも的確。

いや、僕がへたっぴやから僕がやるより的確って事にしましょう(笑)教習項目でも急制動有りましたよね、「しっかりエンブレ使いましょう」いわれましたよね。バッチリです、それこそ人間がやるよりも制動距離も短いかも・・・

湖周道路ってご存じない方のために言うなら信号も少なく時間帯によっては60キロ~で流れる快走路。遅い車につかまれば40~50キロって感じの道なんですけどこれまで良い事ばかり言ってますが、せっかくのインプレブログ。少し気になった点も挙げてみましょう。

50~60キロで3速走行、スピードアップで4速シフトアップ、けどすぐ詰まってアクセルオフでエンブレ減速で3速にシフトダウン、けどまた流れてアクセルオンで4速シフトアップ。こんな感じでとある領域ではカチャカチャするのが人によっては気になるかもしれないなぁ~って。

変速は体に伝わるんですけど僕はそこまで不快ではなかったですね、むしろ路面の凸凹による振動の方が振動に関しては気になる程度。

それから僕が実際に乗る前に聞いた、既に乗られた方のインプレの中でのネガティブ要素では、60キロ6速の走りがATモードではできない事。これは低燃費運転を心掛けてギアを上げて上げての方や、エンジンは低い回転数で走りたい人は確かに引っかかるかもしれません。

個人的には大型バイクを走らせるときには極論5・6速ギアなんていらんやろって走り、要はギアをガチャガチャ変えるのが面倒だったり、エンジンブレーキを多用した走りをするんで正直その件は全く思いも感じもしませんでした(汗)

 

そんなこんなで琵琶湖大橋を渡ってお気に入りの里山ポイントを走ってみれば彼岸花がきれいに咲いて

空の青、雲の白、彼岸花の赤、田んぼの緑、MT09 Y-AMTの黒 いい写真が撮れました。

 

 

ここからは鯖街道に入って福井県は小浜 若狭フィッシャーマンズワーフまで。到着予定時間はちょうどランチタイム。

折角ならご当地モンでも頂こうかと 福井県のプライドフィッシュ 「ふくいサーモン」を選択。

福井県の海の低水温環境を生かしたトラウトサーモンの養殖。旬の時期は少し違うみたいでしたけど、くどく無い脂身が最高。

ノルウェー産のサーモンももちろんおいしいですね、回る寿司ではお子ちゃまは何皿食うねん(笑)みたいに。けどふくいサーモンは子供にバクバク空腹を満たすために食べさせるにはもったいない(笑)脂身は本当に上質。美容や健康にも良いらしいですよ。

ってふくいサーモンのインプレはいいっすね。

この後は福井のお客様が良く写真を撮っておられるスポットを思い出したので僕も!ってことで人魚さんと。

この後はさぁ、帰ろかってことで来た道を今度はMTモードで。

これはこれでいい!左手の人差し指一つでギアをアップダウン。MTモードでも人がやるよりも的確で途切れないシフトチェンジはラインどりのみに意識を置いていたらいいし、当然チェンジペダルも操作なしなので足元もバタバタすることなくきっちりとしたニーグリップ、ヒールグリップでマシンとの一体感を感じつつ安心のコーナリングができてしまう。

あまりにスムーズに走れるコーナリングはもう一回今のコーナー走りたいなぁ~って感じさせてくれる。そんな操作感。

 

もちろん、公道は常に快走できるわけもなく、前にユックリな車が入ったとき「ん~~~」て感じ。そんな時はATモードの出番。さらにそこに標準装備のオートクルーズ機能を使ってやれば頭切り替えて景色を楽しむ余裕もでてくる。(もちろん安全第一ね。)

それら機能に加えて半クラ操作が無いことは渋滞知らず。スポーツネイキッドなスタイルは何処へやら。ロンツーの相棒にも持って来い。帰宅の時の疲れが劇的に違うでしょう。

それからもう一つこのY-AMTの超強力なポイント、言いましょう。

シート高は825ミリ、めちゃめちゃ良いとはお世辞にも言えない数値ですがね、何度も言いましたけどチェンジペダル 無いんすよ。足つき悪いお客様でも左足だけを地面につける止まり方したら足つき、気にせんでもいいんですよっ!発車のギアは左手、いや左の人差し指一本で入るんですよ、的確に。オートバイってまず皆さま足つき気になりますよね、デザインで気に入っても足つきでキャンセル。良くある話ですよね。

Y-AMT そんなの関係ねぇ!どんな人にも楽しめるチャンス標準装備です!!

 

最後に。ここまで長い文章を読んでいただいて多少の興味が沸いた方へ。こちらのY-AMTを最高に体感できるポイント一つお教えしますね。

まずは乗る前に頭を柔軟にすることが大事。オートバイってミッションが当たり前やろとか、オートマって楽しいか?とかの論点では無いんですよ。そういう方は今までのバイクを楽しんでいたらいいんですよね。けどクイックシフターとか当たり前になりつつあって、体感したらクラッチレバー握るの面倒くさがってる人めちゃ多いわけですよ。それが当たり前になって渋滞を嫌がったり、バイク選択時クラッチレバーを握って重さを確認するんですよ。

Y-AMTってオートバイの見た目してるけどオートバイでない。もちろんスクーターでもない。今日までこの世の中に無かったカテゴリーの二輪の乗り物なんですね。確かに今は最初の最初の一歩ですが、今回の試乗インプレでこれからのスタンダードに充分なりうる乗り物だと体感。

この先本当にスタンダードになるかもしれない乗り物のスタート地点でその乗り物に乗れるという快感。

これら意識して乗っていただけると「おぉ、これはこれでええなぁ~」ってなると思います。時代の最先端是非体感してください!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。もう今また乗りたくなってる。

筆者 YSP滋賀 榊原